Eirisを使っていただいているユーザーの方々に対して、健康に対する取り組みや意識していることについて伺っていきます。今回は、北海道で第2のJリーグチームとなるべく飛躍を続けるサッカークラブ「BTOPサンクくりやま」の発起人であり総監督を務める西野さん、そして石渡選手と吉行選手の3名にインタビューを実施。クラブ創設やチーム加入の経緯、そしてそれぞれの掲げる目標とコンディション管理の方法について伺いました。
まずはBTOPサンクくりやまというチームができたきっかけを西野総監督にお伺いします。写真:チームの発起人である西野総監督
西野総監督
「自分が元々コンサドーレ札幌のファンで、小さいころから試合や練習を観に行っていたのですが、コンサドーレ札幌がJ1に上がってからは距離が遠くなってしまったというか、他にも身近な存在になれるクラブがあればいいのに…という漠然とした思いを持っていました。あとは、北海道にJチームが1つしかないので、コンサドーレ札幌にいけなかった選手が道外に出てしまったり、サッカーをやめるという選択肢を取らざるを得ない状況も目の当たりにしていたこともあって、そこにとても危機感を感じていました。何か自分たちにできることはないか、北海道でサッカーをする子供たちの未来の選択肢を増やすために、北海道をサッカーでもっと盛り上げるために、そんな思いからできたのが、BTOPというチームです。」
5年以内にJ1に上がるという目標を掲げていらっしゃいますが、そこにこだわる理由はあるのでしょうか。
「サッカーは勝負事なので、やるからには上を目指さないと意味がないですし、中途半端な目標ではなく努力次第で達成できるんじゃないかという目標を掲げる事が重要だと思っています。生半可なことではないですが、困難な目標だからこそチームが一丸となって挑めますし、その姿をたくさんの方々に見てもらえることが、応援されるきっかけにもなるのかなと思っています。今はまだJFL昇格を目指して戦っている段階ですが、行く行くはコンサドーレ札幌に対抗できるチームとして、ダービー戦を出来るまでになりたいですね。」
次に、石渡選手と吉行選手にチームに加入された理由、きっけかけをお伺いします。写真:(左)石渡選手(右)吉行選手
石渡選手
「自分は知人を介してBTOPのことを知りました。元々J3のチームに所属していて、そこで一度挫折を味わっていることもあって、イチから北海道でチームを立ち上げてJ1昇格を目指すというVisionに強く惹かれたことと、ここでもう一度這い上がるという経験が大事だと思い、チャレンジしました。あとは、選手でありながらもチーム運営に関わることが出来る環境というのも、自分自身を成長させるには最適だと感じました。まだ実績も何もないチームなのである意味”賭け”と言える部分もありますが、26歳という年齢からも自分にとって最後の挑戦だと思い、日々全力で取り組んでいます。」
吉行選手
「YouTubeにアップされていた自分のプレイ動画を西野さんに見て頂いたことがきっかけです。大学在籍中に所属チームを探していたのですが、BTOPの掲げるVisionに惹かれたことと、質の高い選手たちが所属していたので、ぜひ自分もここでチャレンジしたいと思い、加入しました。」
お二人のご活躍もあり、初年度で早速北海道サッカーリーグを優勝されました。今はどんなお気持ちでしょうか。
※BTOPは北海道リーグを見事優勝。2022年11月11日からの全国地域サッカーチャンピオンズリーグで、JFL昇格を目指す。(当記事のインタビューは2022年10月に実施)
石渡選手
「チームとして大きな目標を掲げているからこそ、ほっとしたというのが本音です。もちろん、優勝できたことは嬉しいですが、これからが本番なので、より一層気を引き締めていきたいと思っています。」
吉行選手
「出来たばかりのチームだったので、最初は勝てない時期もあり、うまくいかないことも多かったですが、今はそれを乗り越えてより良いチームになれたと思っています。次はJFL昇格をかけた戦いになるので、優勝目指して頑張りたいと思います。」
チームの雰囲気が良いことが伝わってきますね。
石渡選手
「そうですね。チーム始動時はお互いのこともあまり知らないし、コミュニケーションが難しいこともありましたが、今ではベテラン・若手関係なくフラットに意見を言い合えるし、本当にいい雰囲気でやれていると思います。年下が年上をいじったりもできるので、チームメンバー同士でとても良い関係を築けています。」
次に、普段のコンディション管理の方法についてそれぞれ伺いたいと思います。
西野総監督
「チームとして取り組んでいることは、選手全員の体調管理をアプリで行っていることです。疲労度や怪我の状況、食事内容など、コンディションの状態を可視化できるアプリがあるので、それをもとに練習の強度やメニュー、練習時間の調整を行ったりしていますね。」
石渡選手
「自分は元々Jチームで管理栄養士の方からの講義やレクチャーを受けていたので、その時から特に食事には気を付けています。例えば甘味料の入ったものや動物性由来のものを食べすぎると体が重くなることだったり、本当に体にとっていいものは美味しくないということも知っているので、普段から体に摂り入れる食物は出来るだけ選ぶようにしています。あとは、たまに温泉に行ってリラックスすることもしていますね。」
吉行選手
「自分は早く寝るということを心掛けているのと、朝と夜に必ずプロテインを飲むようにしています。あとは、メンタル的な部分で言えば、深く考えない、ということを敢えて意識しているので、それのおかげで緊張やストレスを過度に感じることもないようにしています。」
BTOPとEirisはパートナーシップを結んでおり、選手のお二人にもEirisのプロテインを使って頂いています。写真:BTOPの試合会場にて来場者向けのプレゼントキャンペーンを実施したときの様子
石渡選手
「自分は特に疲れが溜まっているなと感じるとき、必ず寝る前にEirisのプロテインを飲むようにしています。成分表を見ればわかりますが、動物性たんぱくや甘味料もないですし、本当に体に良いものしか入っていないので、そういった面でもとても重宝しています。正直、水で飲むと味が薄いことは薄いのですが(笑)、飲み続けているとやはり翌朝の寝覚めが違ったり、体を良い状態に保てている実感がありますね。」
吉行選手
「自分は朝にホエイ、夜にEirisのプロテインを飲むようにしています。植物性ということもあって、1日の最後にゆっくり栄養を補給したいときにすごく丁度いいので、毎日の習慣にしています。」
ありがとうございます。コンディション管理に役立てて頂けて嬉しく思います。
最後に、今後の目標を聞かせてください。
石渡選手
「最短・最速でJ1に上がることはもちろんですが、まずは目の前のJFL昇格をかけた戦いに勝つことです。自分が出ようが出まいが、チームが目標を達成することが第一なので、そこに向けて出来ることは全てやりたいと思っています。あとは、これはもしかしたら選手が言うことではないかもしれませんが、支えてくださっているスポンサー企業の皆さんにしっかりと何かを還元したいという気持ちがあります。とてもありがたいことに、サッカーが好きだから、僕たちの掲げる目標を応援してくれているから、ということでご支援いただいているのですが、それに甘えるのではなく、例えばスポンサー企業の商品の認知拡大になることは何でもするとか、一緒に地域を巻き込んだイベントを企画するとか、しっかりとメリットを提供していきたいと思っています。試合に勝ことはもちろんですが、それだけで恩返しができるわけではないので、スタートしたばかりだからこそ、その意識を忘れずにこれからも活動していきたいですね。」
吉行選手
「自分はこれまで全試合、途中出場ということもあるのですが、だからこそ途中から出たときに必ず結果を残すということを意識してやってきました。今後もそこは重視していきたいと思っていますし、自分が出ることでチームの雰囲気を変えて、勝利に繋げられるように全力を尽くしたいと思います。」
西野総監督
「僕らがもう一つの目標としているのが、子供からそのおじいちゃんおばあちゃん世代まで、“3世代にわたって応援されるチームになる”ということです。今のJチームの全ての状況を把握しているわけではないですが、本当の意味で地域から応援されている、愛されているというチームはまだまだ少ないと感じています。サッカーを好きな人は知っている、ではなく、サッカー以外の面でも地域との関わりを強くしていくことで、もっと地域の方々から深く応援されるチームになれると思っています。例えばBTOPでは、行政から委託を受けて、アカデミーコーチが栗山町という町でフィットネスのレクチャーをしたり、ご高齢の方々に対して買い物の送迎を行うという活動も行っています。サッカーが強いチームはたくさんありますが、それだけではなく、地域貢献に繋がることは何でも積極的に取り組んでいきたいと思っていますし、その先にこそ僕らの理想とするチームの姿が見えてくると考えています。」
大きな目標に向かって突き進むだけではなく、しっかりと理想のチーム像を持ち、それを実現させるための行動をされている姿からは、見習うべきことがたくさんありました。Eirisはこれからも、BTOPという素晴らしいチームを支援していきたいと思います。
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